プリントスタジオSATO店舗前 花々を紹介します-その4
スタジオ前の花壇の日々変化する花々や緑の様子を報告します。普通の園芸解説ではフォトスタジオのホームページらしくないので、花の撮影方法(美しく写すコツ)についてもお話したいとおもいます。下記は平成19年4月30日の状況です。
           <園芸おじさんの独り言 その4>
スタジオで今年(2007年)最初に咲いたバラは上記のツルバラ「カクテル」でした。その他の品種もこれからお楽しみに!
さて、上の写真は咲いた一輪をそのままストレートに写したカットですが、花の色や形を解説するならともかく、ちょっと味気ないですよね。そこで………
同じツルバラ「カクテル」を違うアングルから撮影してみました。上との違いをご覧ください。
最も違うのは背景(バック)に同じカクテルがぼやけて多数写っているのですが、こうすることによってバラがたくさん咲いていることが表現されますし、望遠レンズ(ズーム付きカメラの望遠域でもOK)でメインの被写体(この場合は手前のバラ)がより引き立ちます。望遠で写すとピントの合う範囲(被写界深度)が浅い(狭い)為、ピントの合致したメインのバラ「カクテル」の前後がかなりぼやけます。この点を活かすわけですね。この手法を使うと主役がより引き立ちます!

スタジオで今春(2007年)咲きはじめた「サフィニア」でしょうか?。
この花もどこからか種が飛んできてスタジオの片隅に咲いていたのを育てて、挿し芽などでドンドン繁殖させたものです。見た目からしてペチュニアですが、丈夫で冬越しもして育てやすいいい花です。園芸店で買ったものではないので、正確な品種名は不明です。どなたか正確な名前をご存じでしたら教えてください、お願いします(笑)風が運んできたので……
上の写真は鉢植をそのまま順光でストレートに写したカットです。花の色や形は分かるけど、やはり味気ないとおもいませんか?そこで……
同じ「サフィニアもどき?の鉢植」をまったく違うアングルから撮影してみました。違いをご覧ください。こぼれ種から咲いたビオラ(紫色)はおまけというかご愛敬の寄せ植え?です。
今回も違うのは背景(バック)に気配りして構図を計算して写しました。こうすることによって背景(この場合はツルバラの蕾と若葉)が表現されますし、望遠レンズ(ズーム付きカメラの望遠域でOK)でメインの被写体に近づいて写します。その結果(この場合は鉢植の花)がより引き立ちます。さらに今度は光(太陽光)の位置も考えて写しました。被写体「サフィニアもどき」の左やや後方から日光が当たっているので、半逆光の美しい光を演出できます。バックのバラの葉が輝いて美しくぼやけることによって鉢植の花をより引き立ててストレートに写した上のカットとは大違いですね。このように「花を写す機会」があったなら、メインの花だけに目線がいきがちですがその背景(バック)や光(屋外の場合は唯一の光源である太陽)の位置や角度&バランスを考えてからシャッターを押す習慣をつけると、「花を写す」ことがもっと楽しくなると思いますよ!記録写真的な「花」撮影だけでは面白くなくなります!
実は、私もカメラに興味をもって最初に撮り始めた被写体は、ナント「花」だったんです!園芸に興味をもったのもこの影響かもしれませんね。
ちょっと参考になりましたでしょうか?園芸好きの人だけでなく「花が嫌い」という人はいないと思います。せっかくの美しい被写体ですのでどのように表現するとより魅力的に写せるか?写真の奥深さ・難しさ・面白い点を大いにエンジョイしてくださいね。
<今回は園芸おじさん 花の撮影講座でした>なんちゃって!